2026年1月11日、日本バスケットボール界にまた一つ、感動的な歴史が刻まれました。ENEOSサンフラワーズが「第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」の決勝でデンソーアイリスを激戦の末に破り、見事通算28度目の優勝を果たしたのです。この優勝は、現役最後の大会に臨んだ宮崎早織選手にとって、まさに有終の美を飾る最高の瞬間となりましたね。
宮崎選手は、この試合で16得点7アシスト4リバウンドと、チームの中心選手として王座奪還に大きく貢献しました。しかし、彼女がこの優勝に感じているのは、単なる勝利以上の「特別な喜び」なのだそうです。
ENEOS、新体制で掴んだ「皇后杯」の栄冠
ENEOSサンフラワーズが皇后杯のタイトルを手にするのは、2014年から達成した10連覇以来のこと。実に2大会の空白を経て、再び女王の座に返り咲きました。しかし、宮崎選手が語るように、今回の優勝は「これまでと優勝の意味合いは全然違います」とのことです。
その背景には、チームの大きな変革があります。かつて皇后杯10連覇、Wリーグ11連覇という黄金時代を築き上げた渡嘉敷来夢選手、岡本彩也花選手、宮澤夕貴選手といったベテラン選手たちが不在の中での勝利でした。他チームでの優勝経験を持つ馬瓜エブリン選手はいるものの、宮崎選手と今シーズンのキャプテンである星杏璃選手を除く多くのメンバーは、ENEOSで複数のタイトル獲得に主力として貢献した経験がない新鋭たちだったのです。
宮崎選手の言葉に滲む「新しい仲間」への感謝と喜び
- 「新しいメンバーでこうやって優勝ができたことは本当にうれしいです。」
- 「星は今年で7年目になりますけど、7年間一緒にやり続けられた仲間と一緒に皇后杯で優勝できたことは私にとって特別です。」
と、笑顔で語っています。特に、長年苦楽を共にしてきた星杏璃選手との絆が、今回の優勝をより一層特別なものにしていることが伝わってきますね。
苦難を乗り越え、チームが手に入れた「楽しさ」
大幅な若返りを図った昨シーズンのENEOSは、皇后杯で47大会続いていたベスト4進出を逃し、Wリーグでもセミファイナル敗退という悔しい結果に終わりました。チームリーダーとして、宮崎選手は誰よりもこの結果を重く受け止めていました。
しかし、今シーズンに入り、チームに大きな変化が訪れます。
- オフコートでも親交の厚い馬瓜エブリン選手が加入。
- キャプテン星杏璃選手がチームリーダーとして着実にステップアップ。
これらの変化により、宮崎選手のコート内外での負担が大きく減ったと明かしています。「エブリンがいることは心強いです。頼れる人がいて私自身も楽になっています。そして星の存在が本当に大きいです。今シーズン、彼女の成長を感じられています。頼れるエブリン、後輩がいることで全部、自分でやらなくてもいいですし、なによりも楽しいです」と、充実した表情で語る彼女の言葉が印象的でした。
まとめ:新時代を切り開くENEOSと宮崎選手の置き土産
現役最後の大会で最高の形でキャリアを締めくくった宮崎早織選手。彼女の華々しい活躍と、新体制ENEOSサンフラワーズの新たな歴史を切り開く優勝は、ファンにとっても忘れられない感動を与えてくれました。
頼れるベテランと成長した若手が融合し、「楽しい」バスケットボールを体現したENEOS。宮崎選手が残した偉大な足跡は、これからのチームをさらに力強く導いていくことでしょう。新時代の女王として、ENEOSサンフラワーズの今後の活躍がますます楽しみですね!
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