サッカーファン垂涎の一戦、スペイン・スーパーカップ決勝「バルセロナ対レアル・マドリー」の“クラシコ”が間もなく開催されますね。この伝統の一戦を前に、元バルセロナのアベラルド・フェルナンデス氏が、両チームの現状と勝敗の行方について、興味深い見解を語っています。
クラシコの展望:バルセロナ優位もレアルの「個人技」が鍵
アベラルド氏は、準決勝で比較的楽に勝ち上がったバルセロナが、チームとしては少し優れていると評価しています。一方で、レアル・マドリーも優勝の可能性があると指摘し、「マドリーの優位性は、素晴らしい個人技があるために、良いプレーをせずとも勝てるところにある。それが違いを生み出す」と語っていますね。
確かに、試合内容では劣っても、決定力や個の能力で勝利をもぎ取るのがレアル・マドリーの強みと言えるでしょう。
バルセロナの躍進を支える“ぺドリ”の存在
最近絶好調のバルセロナでは、FWハフィーニャ選手とMFぺドリ選手の活躍が目覚ましいですね。アベラルド氏は特にぺドリ選手を絶賛し、「彼らは現在、バルセロナで最も決定的な2選手だ。2人が戻ってきてからチームのプレーを流麗なものとなり、より多くのチャンスを生み出している」と評価しています。
さらに、ぺドリ選手について「私の意見を言わせてもらえば、ぺドリはチーム内で最も際立った存在だ。そして疑いの余地なく、マドリーが必要としているタイプの選手だよ」とまで発言しており、彼のゲームメイク能力がバルセロナにとって不可欠であることを強調していますね。
レアル・マドリーの深刻なビルドアップ問題
一方のレアル・マドリーは、ゲームメーカー不足という深刻な課題を抱えています。アトレティコ戦でのパス本数を見ると、GKティボ・クルトワ選手がチーム4番目の43本を記録しており、これは中盤の選手たち(チュアメニ選手50本、バルベルデ選手48本、カマヴィンガ選手47本)に次ぐ数字です。しかも、そのうち25本が相手陣地へのフィードだったとのこと。
これは、アトレティコのプレスを前に、ビルドアップがまったく機能していなかったことを示しています。アベラルド氏は、「クロースとモドリッチの退団の影響は今なお感じるね。しかし、どちらも代えが利く存在ではない」と指摘し、彼らが空けた穴がいかに大きいかを説明していますね。
さらに、レアル・マドリーが必要としていた選手は、最終的にアーセナルに移籍したスビメンディ選手だったのではないかとの見解も示しており、今のチームにはオーガナイザー役が不足していることが浮き彫りになっています。
エンバペ復帰とシャビ・アロンソ監督の去就
FWキリアン・エンバペ選手の復帰も間近に迫っていますが、アベラルド氏は彼の攻撃力は認めつつも、FWゴンサロ・ガルシア選手の守備貢献度にも言及しています。エンバペ選手が復帰すれば攻撃力は向上するものの、チームバランスへの影響も考慮する必要がありそうですね。
また、クラシコの結果次第では、シャビ・アロンソ監督の解任も報じられていますが、アベラルド氏は「考えることもない。シャビはうまくやっているし、マドリーが一つのプロジェクトに賭けたならば、それを保たなければならない」と、解任に否定的な意見を述べています。新しいアイデアを持つ若手監督に時間を与えるべきだという考えですね。
まとめ:クラシコが浮き彫りにするレアルの課題と未来
今回のクラシコは、絶好調のバルセロナと、ビルドアップの課題を抱えながらも個人技で勝利を目指すレアル・マドリーという対照的な構図で注目を集めています。アベラルド氏の指摘通り、レアル・マドリーにはゲームメイクを担う「ぺドリ」のような存在が不可欠なのかもしれませんね。
シャビ・アロンソ監督の采配にも注目が集まる中、レアル・マドリーがこのクラシコでどのような戦いを見せ、未来に向けてどのような道を選ぶのか、今後の展開が非常に楽しみです。
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