結論:これは「美談」じゃない。技術的負債(老朽化)と心中する「デスマーチ」の開始合図だ。
メディアは「京大生が地域のために立ち上がった!エモい!」って脳死で褒め称えてるけど、Webディレクター視点でこのプロジェクトを見たら、正直震えが止まらない。
借金500万+改修費200万? いやいや、初期費用(イニシャル)の話じゃないのよ。110年前の建物なんて、ドキュメント無しのスパゲッティコード(複雑怪奇なプログラム)と同じ。運用コスト(ランニング)がバグり散らかす未来しか見えない、超高リスク案件だってことに気づいてる?
背景:「原因不明のエラー」を気合で直す運用体制が一番ヤバい
記事の中で一番ホラーだったのは、湯沸かし器が停止した時の「何が原因やったか分からないけど直った」っていうシーン。
エンジニアなら分かると思うけど、再現性のないバグを放置して本番環境(営業)を回すなんて、爆弾を抱えてマラソンするようなもの。
- ハードウェアの脆弱性:築110年のインフラは、いつサーバーダウン(倒壊・設備故障)してもおかしくない。これを人力車のバイト代で補填する自転車操業(リソースの自転車操業)は、持続可能性ゼロ。
- 人的リソースの欠陥:「留年4回で後がない」という崖っぷちメンタルは馬力になるけど、経営者としての冷静なKPI設定ができる状態じゃない。うつ状態を救われた恩義だけで回すには、銭湯ビジネスはあまりにも利益率が低すぎる。
- UXの誤解:「48℃の熱い湯」は確かにユニークな強み(USP)だけど、設備トラブルで水風呂になっちゃうのは、ユーザー体験としては最悪の解約理由(チャーンレート悪化)になる。
「若い力で地域の笑顔を」なんてポエムは、月末の支払い請求書を前には無力。現実は、レガシーシステムの保守運用に若者の未来を焼べ続けているだけかもしれない。
考察:彼が生き残る道は「お風呂」以外への課金実装しかない
こんな絶望的な状況でも、私が彼に少しだけ「エモさ」を感じるのは、彼自身が「銭湯=入浴設備」ではなく「コミュニティ(サーバー)」だと定義し直している点。
お湯を売るだけじゃ、絶対に償却できない。彼が生存するための戦略はただ一つ。
「あの京大生を応援したい」という人間関係そのものをマネタイズすること。
クラウドファンディングは正解。さらに言えば、風呂上がりの二郎系ラーメン、オリジナルグッズ、ファンクラブ、全ての接点でLTV(顧客生涯価値)を最大化しないと、このプロジェクトは半年で404 Not Found(閉鎖)になるわよ。
【引導を渡す一言】
「頑張って」とコメントする暇があるならクラファンで金を出せ。あなたの「いいね」じゃ、壊れたボイラーのネジ一本も買えないんだから。